2020年6月15日月曜日

尾崎放哉って鳥取の人なんですね

長らく筆の進まず、催促されども何も生まれず。どうも、相変わらずなんとかやっています、Iです。

コロナの影響でヒトハコ古本市延期です、ということをここでも伝えなくてはならなかったんですが、完全にTwitterの方に任せました。ごめんなさい。いつの日か、完全に密ではなくとも、わいわいと古本市ができたらいいですね。待ち遠しい限りです。

そして今回、唐突に尾崎放哉のことについてなにか言おうかと書き出しているわけですが。発端は、梅雨入り前の天気のいい日、私、観音院まで自転車を漕いだんです。そこでこんなものを見ました。

この素朴な感じ、いいですねえ放哉さん

尾崎放哉。自由律俳句の著名な俳人の一人。有名なものとして、「咳をしても一人」「足の裏洗えば白くなる」「こんなよい月を一人で見て寝る」などがパッと出てきます。ひとりの侘しさと自嘲がなんだか愛おしいまであります。そんなこのひと、鳥取出身なんて知らなかった…! 推しの聖地といっても過言では…??いやいや、Wikipediaの情報で満足してしまっている自分ごときがすみません、ガチ勢(尾崎放哉氏の研究をされている方)にお叱りを受けてしまいそうな(笑)

気を取り直して、この方、はじめからこういう俳句をつくっていたわけではないんですね。中学時代から世に自分の俳句を出していたようで、凄い…。その頃から大学時代までいわゆる通常の、五・七・五の俳句を作っていらしたようです。そして20代の半ばほどから、現在知られている自由律俳句を作り始められたとのことです。(青空文庫より)

この方の俳句を初めて私が知ったのは中学の頃ですが、当時こう思いました。

これ、自分でもつくれるぞこんなん

あーー怒らないでそこのあなた!傲慢でした、不徳の致すところです… 

けれどもみなさん、正直一度くらい思ったことないですか?ね?
よし、じゃあつくってみよう。というわけで~尾崎放哉なりきり俳句作り~ みなさんもお暇なら何かメモできる状態に、是非。

ええと、まず。こう、いま思ったことを素朴に表現すれば…

「洗濯物が畳まれるのを待っている」「今から外に出る用事がある」

はい、ただのメモでした。あとは、「猫か児の声か 呼ばれた気がした」…ちょっと雰囲気は寄せたつもりですが、いかんせんリアルタイムで誰にも評価されないので、評価はみなさんに委ねます。

どうでしたか?時間に余裕があるとき、こういった試みをすると、自分が豊かに感じられることができるかもしれませんね。以上、尾崎放哉氏のリスペクトコーナーでした(え)

それでは、ご精読いただきましてありがとうございます!ではでは。