2024年7月26日金曜日

トットリヒトハコの本屋探訪記(8)



今日は名古屋の地下鉄東山公園駅から徒歩2分のところにある、On Readingさんを紹介します。

かなりレトロで昔の団地のような建物の2階にお店はあります。入り口も団地のような鉄の扉が開け放たれていて、友だちの家に行くような感じです。入ってみると、中は意外と広く、奥へ行くにつれて民芸やデザイン、アートなどのマニアックな本が並んでいます。

本の置き方が絶妙というか、本との出会いが起こりやすいような、そんな印象を受けました。欲しい本がたくさんあって困ったのですが、以前から欲しかった日記本を2冊手に入れることが出来ました。

1階には、たまたま?カフェがあり、そこで本を読みながら、コーヒーとチーズケーキを頂きました。思いがけず、美味しかったので、ちょっとお得な気分になりました。




2024年7月22日月曜日

トットリヒトハコの本屋探訪記(7)

兵庫県神戸市にある、「古書ノーボ」という古本屋さんに行ってきました。

古書ノーボは、若者から高齢者まで幅広い年代のお客さんが訪れる古本屋さんです。訪れたお客さんとは、本の話と言うよりは世間話をよくしていると、店主の方は仰っていて、地域の方々のあったかい居場所のような存在になっているのだなと思いました。

店主さんは、古書ノーボに置かれている本は、文学関係の本が多いと仰っていましたが、実際に見てみると、絵本や、昔の映画のパンフレットなども沢山あり、様々な楽しみ方ができる古本屋さんだなという印象を受けました。コロナ禍で本を置くスペースを減らすなどの工夫をされていると仰っていましたが、それでもたくさんの本で囲まれている空間が保たれており、とても落ち着く空間でした。

神戸の南京町から歩いて行ける距離にあったので、ぜひ皆さんも行ってみてください。




2024年7月18日木曜日

トットリヒトハコの本屋探訪記(6)

 

今日はTOUTEN BOOKSTOREを紹介します。

TOUTEN BOOKSTOREは、名古屋の中心街から少し離れた金山駅を降りて10分ほど歩いたところにあります。

3年ほど前に開店したとのことですが、使っている建物は築数十年とのことで、外観も少しレトロな感じです。しかし中はきれいな書棚が備え付けられており、とてもオシャレな空間です。食やアートに関する本などが数多く並んでおり、漫画も少し珍しいものが並んでいて、思わず目移りしてしまいそうなラインナップでした。

2階はギャラリーになっていて、私が行った日はパレスチナ問題に関するポスターが展示されていました。そこでは、コーヒーやビールまで飲むことが出来るそうです。

アイスコーヒーを頂いて、リトルプレスを2冊買いました。とても居心地のいい空間でした。

2024年7月13日土曜日

トットリヒトハコの本屋探訪記(5)



今日は、天狼院書店(名古屋天狼院)についてご紹介します。

天狼院書店は2010年頃、東京の池袋で初めて出店された書店グループですが、現在は全国に5店舗が出店されており、今回伺った名古屋天狼院もその一つです。

名古屋の中心街・栄町の駅から長く伸びる公園に沿って約15分ほど歩いたところにあります。入り口には、多くのイベントのポスターが貼ってあり、「単なる本屋ではないな」ということを入る前から感じさせてくれます。

お店の中はそれほど多くの本はありませんが、お店が中心になって出版した雑誌があったり、文庫本のタイトルをわざと隠した「百秘本」シリーズが展示されていたり、同じくタイトルが隠されている中古本の「読継本」が売られていたり、いろいろと気になる工夫が店内にもあふれていました。

普通の本屋にはない刺激が感じられる本屋さんでした。

2024年7月3日水曜日

トットリヒトハコの本屋探訪記(4)


岡山県倉敷市にある古本屋「蟲文庫」に行ってきました。

「蟲文庫」さんは、倉敷駅から徒歩15分程度の場所にある観光地「美観地区」のなかにあります。観光地のなかにあるのでお客さんもたくさん来られます。

営業時間は不定期ではありますが11時から18時まで開かれており、お昼の時間などにふらっと訪れることができます。美観地区のなかにあるので昔ながらの古民家のような場所で非常にレトロな雰囲気でした

地域のイベントなども定期的に開催されており、私が行った際にはコサッシュ作りのイベントが行われて、本以外にもイベントでクラフトしたものが置かれていました。私はそのイベントのコサッシュを購入し、現在も使っています。店主さんは穏やかな人で、訪れた人に声をかけ、いろいろな会話をしていました。

居心地の良い古本屋さんになってますので、ぜひ行ってみてください。